経済を良くするって、どうすれば

経済政策と社会保障を考えるブログ

今日の日経

3/11の日経

10-12月期GDP2次速報では、設備投資が上方修正され、実質の前期比+1.3%となった。前期の横ばいの後であるにせよ、景気の好調さを示すものとなった。日本経済は、投資不足が言われて久しいが、今期の設備投資のGDP比率は18.2%になっていて、デフレ転落前の成…

3/4の日経

1月の労働力調査は、雇用者が前月比-11万人と大きめの減少だった。男性の-5万人はともかく、女性が12、1月の2か月で-17万人も減ったのは意外だった。1月の新規求人倍率も2.11倍で-0.03の低下である。卸・小売や飲食が良くないので、大雪や中国旅客減の影響か…

2/25の日経

総選挙のために政府予算案の国会提出が遅れ、ようやく、年金特会の予算が明らかになった。注目は、2023、24年度と大きな不要を出した基礎年金勘定である。やはり、拠出金等収入に大きな変化はなく、年金特会での1.8兆円規模の不要は続くと予想される。一般の…

2/18の日経

12月の第3次産業活動指数は、前月比-0.4と2か月連続のマイナスとなったが、10-12月期の前期比は+0.4と、3期連続で+0.4となった。1年間の変化を見るために、前年同期と比べると+2.6となっており、実質GDPや鉱工業生産指数より高めだ。すなわち、輸出と製造業…

2/11の日経・超愚策、愚策、マシな愚策、妙策

12月の毎月勤労統計では、現金給与総額が前月比+1.3と高い伸びで、10-12月期の前期比は+0.8となった。実質賃金も-0.1となって、物価高にほぼ追いついており、今後の物価の落ち着きから、プラス転換が予想されるところである。つまり、これから消費減税で生活…

1/28の日経

12月の消費者物価は前月比-0.1だった。2025年は、冬場の上昇率の高まりから年の後半に落ち着いてきたという展開だった。特に、農畜産物の落ち着きぶりが目立つ。それなのに、これから、食料品の消費減税をやろうというのだから、ズレている。食料品は、価格…

1/21の日経

11月の第3次産業活動指数は、前月比-0.2だったが、10,11月平均の前期比は+0.7と順調である。金融保険業が大きく伸びており、ソフトウェア業も好調で、職業紹介業、建物管理業も順調だ。他方、11月の機械受注は、民需(除く船電)が前月比-11.0%で、前月の反動…

1/14の日経

12月の景気ウォッチャーは、ほぼ横ばいだった。秋までの回復も一服といったところか。コメントでは物価高が多く挙げられていたが、実態はエネルギーで出入りがあるくらいのものだ。ボーナス増や所得減税があったので、もう少し盛り上がっても良かったんだけ…

1/7の日経

11月の税収は、前年同月比+9.4%と極めて好調だった。法人税は、大納付月で2025年度の税収の予測のカギになるが、+10.3%もあった。所得税が+13.4%、消費税も7.6%だった。政府の2025年度の税収の見込みは、前年度までとは違い、リーズナブルなものであったが、…

12/24の日経

10月の人口動態速報では、出生が前年同月比-0.4%と、前月に続き、下げ止まり傾向が見られた。2025年の合計特殊出生率は1.13人くらいになるだろう。前年の1.15人からは-0.02差で、コロナ後の毎年-0.05も減るトレンドからようやく脱することになる。出生の先行…

12/17の日経

10月の第3次産業活動指数は、前月比+0.9と順調だった。特に、金融保険業の伸びが大きい。キャッシュレスが盛んになり、株価や金利も上がっているのだから、今を象徴している。ソフトウェア業の水準の高さも金融業に関わるところだろう。金融業や情報業で成長…

12/10の日経

11月の景気ウォッチャーは現状判断が前月比-0.4だった。年明け以来の低下から回復してきて、元に戻ったあたりで頭打ちである。製造業は大きく下がり、非製造業は上がっているところもポイントだ。同日に公表されたGDP2次速報では、実質成長率が年率で前期比-…

12/3の日経

7-9月期の法人企業統計は、売上高が前期比で2期連続でのマイナスだった。製造業は前期と同じ-0.5%の低下幅、非製造業は前期の-1.2%の後の0.0%だった。売上高人件費比率は、景気減速時に見られる上昇となった。賃上げは、売上増が前提だから、先行きが心配だ…

11/26の日経

9月の人口動態速報・出生は、過去1年間の前年同月比が-3.2%と、また少しマイナス幅が縮まった。合計特殊出生率なら1.20くらいの水準だ。他方、婚姻は+2.3%まで浮上した。このまま2年連続で増加してほしいものである。初の女性首相が誕生したが、少子化対策と…

11/19の日経

7-9月期GDPは、実質年率で前期比-1.8%と、それなりに大きなマイナス成長だった。原因は、住宅と純輸出の減で、住宅は一時的なものだからまだしも、純輸出は仕方がないで済まないところがある。トランプ関税の影響はあるが、前期に伸びた反動もあって、財貨輸…

11/12の日経

10月の景気ウォッチャーは前月比+2.0と、普通なら好調と言いたいところだが、春先の低下から、ようやく戻しただけである。春先の不調は物価高が背景で、その後、トランプ関税の不安心理はあれど、定額減税の剥落で夏場の盛り返しも弱かった。2024年は、定額…

11/7の日経・ガソリン減税の財源はガソリン税で

日経は、社説で「ガソリン減税は財源と脱炭素の対策示せ」としたけれど、知恵がなさすぎるよ。こういうのは、代案を示さないと意味がない。いったん廃止して25.1円下げるけど、翌年から毎年、2.3%、3.6円ずつ増税すれば良いだけだ。これで7年後には税収は元…

11/5の日経

労働力調査の雇用者は、春から明らかに増加が鈍っている。雇用は遅行指数なので、秋冬の物価高で売上が伸びなくなってきたのを受けてだろう。雇用に影響が出てきた以上、景気後退とは言わないまでも、停滞していることは認めざるを得まい。景気悪化なら利下…

10/29の日経

9月の消費者物価指数・全国は、総合が前月比+0.1で、7-9月期の前期比は+0.4となり、落ち着きが見られる。その背景には、今年前半の円安是正がある。ところが、日銀が7月に半年に一回の利上げを見送ってから、円安がぶり返してしまった。今日は、日銀の金融政…

10/15の日経

今日は、統計発表の谷間なので、金融政策の年表でも眺めることにしよう。現在の政策金利は0.5%で、もし、今月末に利上げがあると、30年ぶりの水準になる。30年前は公定歩合の時代で、政策金利というものではなかった。思えば遠くに来たもので、長かったデフ…

10/1の日経

8月の商業動態・小売業は、前月比-1.2と2か月続きのマイナスとなった。4-6月期に横ばいだったものが、7,8月平均はハッキリと下落しているわけで、まずい状況である。業態別でも、全般に良くなく、比較的安定している飲食料品も低下している。モノの物価も落…

9/24の日経

8月の全国の消費者物価指数を見ると、サービス(除く帰属家賃)は、昨年7月に2%を割って以降、1年以上、2%前後で安定している。これに限らず、物価の動向からは、政策金利を0.5%に留めておく必然性は感じられない。やはり、7月に、半年に1度0.25%の利上げをす…

9/18の日経

8月の貿易統計が公表され、日銀実質輸出は前月比+0.3となり、7,8月平均は前期比-2.4となった。4-6月期が前期比-0.1だったのにこれでは、まあ、不調だね。質も勘案する日銀実質だと水準は高いものの、内閣府の輸出数量指数では、2024年に緩やかに増えていたも…

9/10の日経

8月の景気ウォッチャーは、前月比+1.5だった。小売が好調で、コメントからも夏の消費が活発だったことがうかがえる。ボーナスの伸びも高かったし、物価も落ち着いてきたので、そうでなければ困るんだけどね。7月までの消費のハードデータが停滞していたので…

9/3の日経

6月の人口動態速報は、出生が前年同月比+0.5%となって、3年7か月ぶりにプラスを記録した。昨年7月は婚姻がとても多く、2024年はプラスで終わっているので、1年経って出生にも影響が及んだということであろう。それからすると、出生の下げ止まりは2026年に入…

8/27の日経

6月の景気動向指数(改定後)は、先行が前月比+0.8、一致が+0.7、遅行が-0.6だった。景気動向指数は、この1年程、先行が低下、一致が平坦、遅行が上昇とバラバラだ。先行は物価高やトランプ関税への不安で萎え、遅行は物価高と賃金アップの実体で伸びるという…

8/20の日経

お盆明け最初の指標の第3次産業活動指数は、6月の前月比が+0.5、4-6月期の前期比も+0.5だった。2%成長ペースに乗っているのだから、好調と言って良い。金融業は、コロナ融資で浮上し、その後の緩和撤退でベースを上げ、2024年の秋に崩れたが、また水準を上げ…

8/7の日経

6月の毎月勤労統計は、現金給与総額が前月比+4.0と、ボーナス月ということもあり、大きく伸びた。共通事業所の前年同月比も+3.0と好調だ。実質賃金は前年同月比がマイナスにとどまるが、昨年後半からの物価の一段高のせいなので、致し方ない。政策的には、賃…

7/30の日経

1-3月期の生産側GDPが公表され、合計値は名目の前期比で+0.7%だった。その中で、情報通信の寄与度が+0.15、専門サービスが+0.39と大きく、製造業は+0.13である。情報通信と専門サービスは、実質値も高いのが特徴だ。人手不足で情報化投資が進んでいるという…

7/23の日経

自公大敗の背景には物価高があるが、昨秋から年末にかけての円安は余計だった。石破政権も植田日銀の着実な利上げを支援しておけば良かったのにね。今になって、4-6月期の全国の消費者物価は、総合が前期比+0.6と上昇幅が半減した。天候に恵まれて生鮮が下が…